「聴く読書」として、今人気急上昇中の「オーディオブック」。
俳優や声優、ナレーターなどプロの朗読した小説や実用書、ビジネス書などが耳から楽しめるとあって注目を集めています。
オーディオブックの楽しみ方として、一番おすすめしたいのが…
ウォーキング中にオーディオブックを聴くことだね
そうなんです!この組み合わせは本当に最強◎
時間を効率化し、健康と脳を鍛える《ウィーキング×オーディオブック》は、おすすめの楽しみ方です。
健康な肉体を作りながら、新たな知識で脳も刺激する。
これ以上ない、一石二鳥の組み合わせ。
とはいえ注意したいのが、気を付けなければ事故になってしまう可能性があるということ。
今回は、ウォーキング中にオーディオブックを聴く際の注意事項や、さらに《ウォーキング×オーディオブック》のメリット、おすすめのオーディオブックストアを紹介。
読書習慣を身につけたい方、さらに適度な運動も日常に取り入れたいと思っている方、必見です!
- ブログ管理人:hontoiru
- 編集ディレクターを経て現在はフリーライター
- 本業では主に飲食系やエンタメ系のライティングを担当
- 趣味は読書、歴史、カフェ巡りなど
ウォーキング中にオーディオブックは危険?
ウォーキングやジョギング中にオーディオブックを聴く。
そのためには、ヘッドホンを付ける必要がありますよね。
ヘッドホンで耳の穴をふさいでしまうと、周囲の音が聞こえづらくなってしまうのです。
周囲の音が聞こえなくなると、自動車やバイク、自転車の走行音、クラクションなどに気づかない。
結果、交通事故につながってしまう…というのが、ウォーキング中にオーディオブックを聴く一番の危険性になります。
歩行者が自動車と接触し事故となった場合でも、ヘッドホンを付けていると歩行者側の過失割合が高くなってしまう場合もあるので、歩行者だからといって安心はできません。
ほかにも歩行者同士がぶつかったり、子どもに怪我をさせてしまうこともありえます。
ウォーキング中にオーディオブックを聴く際の注意事項
上記のように、事故や周囲の迷惑とならないためには、どうしたらいいでしょうか。
主に気を付けたい点は二つあります。
周囲の音をシャットダウンしないイヤホンを使う
イヤホンといえば、耳の穴を耳栓のようにふさいでしまう「カナル型」が一般的です。
しかし、現在はたくさんの種類のイヤホンが登場。「耳の穴をふさいでしまわない」イヤホンも多く発売されています。
たとえば…
- 耳掛け式イヤホン
- 骨伝導イヤホン
などがあります。
耳掛け式イヤホンは、耳の上に専用のフックをひっかけて使うもの。
骨伝導イヤホンは、骨を通して音を伝えるイヤホンです。外耳道の入り口あたりにある出っ張り「耳珠」と呼ばれる骨にあてて装着するもの。
両方とも耳を圧迫せず長時間装着しても負担が少なく、耳の穴をふさがないので自動車の走行音など周囲の音も遮りません。
こういった、周囲の音も聴きながら楽しむことができるイヤホンの利用は必須です。
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ウォーキングする場所の安全性に気を付ける
もう一つ、気を付けたいのは、あまりにも交通量の多い場所でウォーキングするのは避けたほうがいいということ。
狭い車道脇や、見通しの悪い交差点、急な飛び出しの多い路地といった場所では、落ち着いてウォーキング×オーディオブックを楽しむことはできません。
基本的にウォーキングに適しているのは、下記のような場所です。
- 周回遊歩道やウォーキングコースなどがある公園
- 川の土手や、遊歩道
「そんなうってつけの場所、家の周りにはないよ~」という方は、下記のような点をチェックしながら実際に歩いて探してみましょう。
- 信号が少なく、なるべく直線で歩けるか(多少のカーブはOK)
- 幅広い歩道があって、車やバイクと接触する危険性が少ないか
- 見通しがよく、交通量が少なめか
下調べをして、ウォーキングコースをあらかじめ決めておくことで、毎回悩まずにスムーズに歩くことができます。
また同じコースを毎日歩くことで、体力がついてきた実感も沸きやすく、反対に不調な場合にも気が付きやすい利点も。
ちなみにウォーキングの時間は15分~30分程度が良いといわれているよ
毎日続けるためには、自分にとって無理のないペースで行なうのが大切ですよね♪
ウォーキング中にオーディオブックを聴くメリット
骨伝導イヤホンなど、周囲の音を遮断しないイヤホンを使い、ウォーキングに適した場所を選ぶ。
そうすれば、ウォーキング中にオーディオブックを聴くことには、もうメリットしかありません…!
《ウォーキング×オーディオブック》のメリットは下記です。
- 「ながら読書」の中で一番頭に入りやすい
- 脳が刺激され活性化
- ダイエットや健康的な体作りが楽しくできる
- ウォーキングも読書も習慣化できる
一つずつ見ていきましょう。
「ながら読書」の中で一番頭に入りやすい
「家事をしながら読書ができる」といわれるオーディオブック。とはいえ、私は作業と「聴く読書」を両立するのは難しい場合がありました。作業に気を取られると、耳に集中できなくなってしまい、ついつい聴き逃してしまうのです。
しかし、《ウォーキング×オーディオブック》なら、細かな作業をしているわけではないので、とても聴きやすく集中できました。
「ながら読書」が苦手だな、と思っている人はぜひお試しください◎
脳が刺激され活性化
京都にある「哲学の道」というスポットをご存知でしょうか。銀閣寺と南禅寺を結ぶ約2㎞ほどの遊歩道です。
ここは20世紀初頭、京都大学教授の西田幾太郎が毎朝、この道を歩いて哲学的思想に耽っていたことからその名が付いた道です。
有名な教授や作家たちは古くから歩くことで、深く思索したり、新しいアイデアを得ていました。
現代の医学でも、脳が活性化することがわかっており、イキイキとした毎日を過ごすための気分転換から、認知症の予防まで、数多くの効果が証明されています。
ダイエットや健康的な体作りが楽しくできる
脳の活性化は、さらに体力や筋力の維持、 ダイエットといった効果にもつながっています。
負荷が少ないので、「運動は苦手」と思っている方も手軽に取り組みやすいのも魅力。
一週間や一ヶ月では大きな変化はなくても、3ヶ月~半年と続けていくことで、徐々に体力がついたという実感がもてるようになるでしょう。
体重や筋力の変化だけでなく、幸せホルモンといわれる「セロトニン」が分泌されやすくなるのでストレス軽減の効果も。また、血流がよくなるのでむくみや冷えの改善にもつながります。
ウォーキングも読書も習慣化できる
どんなことでも「習慣化」するというのが一番難しいのではないでしょうか。
習慣化とは「繰り返し行うことで、やがて自動化されていく」という状態を指します。
一つのことを習慣化するまでには、一ヶ月~半年は必要とされるため、習慣化される前にやめてしまって続かない…といった残念な結果に陥りがちです。
なぜ習慣化できないのか?
それは「楽しいことをしている」という実感がないからです。
あなたも楽しいことなら、勝手にやってしまいますよね?
ゲームをしたり、ドラマをみたり、好きな推しのことを考えたり…。
それと同じように、習慣化したいことを楽しくて夢中になれることにしてしまえば必ず長く続きます。
そのために、《ウォーキング×オーディオブック》は、運動と読書を習慣づけたいあなたにおすすめです。
なぜなら、オーディオブックの作品は、人気俳優や声優など、プロの朗読による話題作ばかり。
まるでドラマを聞いているような面白さがあるので、毎日続きを聴くのが楽しみになってきます。
そして、ウォーキングをするときにオーディオブックの続きが聴ける!と思うと、毎日のウォーキングが飽きずに続けることができ、結果、習慣化してしまえるのです◎
おすすめのオーディオブックのサービス
さっそくにも試してみたいなと思ったあなたに、おすすめのオーディオブックストアがあります。
それは通販大手Amazonのサービス「Audible」と、日本のオーディオブックの先駆け「audiobook.jp」。
いずれも人気のストア。契約も解約もカンタンですし、無料体験可能な読み放題のサービスもあります。まずは無料体験を賢く利用して、自分に合うかどうか試してみるのをおススメします。
「Audible」と「audiobook.jp」については、下記で詳しく紹介しています。
きっとあなたにぴったりのサービスが見つかりますよ◎
まとめ:ウォーキング中にオーディオブックは最強説
以上、《ウォーキング×オーディオブック》の注意点や、メリット、オーディオブックのおすすめストアを紹介しました。
オーディオブックは一冊2,000円~4,000円ほどしますが、読み放題サービスを利用すれば金額を気にせず好きなだけ楽しむことができます。目を酷使しがちな今を生きる私たちにとって、新しい読書のカタチとしてこれからますます普及していくことでしょう。ぜひこの機会にお試しあれ。
体は脳も筋力もすべて繋がっています。
くれぐれも事故に気を付けて、周囲の迷惑にならないように注意しながら、大いに《ウォーキング×オーディオブック》のメリットを満喫しましょう。
そして効率よく同時に鍛えていきながら、イキイキとした毎日を過ごしていきたいですね。
あなたと本の素敵な出逢いを応援しています。
いつも本と一緒。本といる。
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