あなたは「寝ながら本を読んだらだめ!」と言われたことはありませんか?
一体なぜ《寝ながら読書》はダメなのでしょうか。
その理由を調べてみると、姿勢が悪くなることによって、体や目に悪いのはもちろん、集中力も低下するということが判明しました。
たしかに寝ながら読むと眠くなるね
そうなんです~。せっかくの読書なのに集中力がなくなってしまったら意味ないですよね……。
今回は、寝ながら本を読む姿勢がなぜ悪いのかについて、特に集中力の低下は脳の問題ではなく、意外なものが影響していたというお話を紹介します。
- ブログ管理人:hontoiru
- 編集ディレクターを経て現在はフリーライター
- 本業では主に飲食系やエンタメ系のライティングを担当
- 趣味は読書、歴史、カフェ巡りなど
寝ながら本を読む姿勢が悪い、その驚きの理由とは?
本を読むとき、寝転んで読んだり、ソファーに横になった読んだりしてしまう。
私もついついやってしまいがちです。
しかし、結果的に読書がはかどっているかといわれるとそうではない……。
- 首や肩が疲れる
- 目が疲れる
- 寝てしまう
リラックスして体を休めながら読書を楽しんでいるつもりが、残念すぎる結果を生み出してしまっていることになっているんです。
首や肩が疲れる
寝転がって体を休めているつもりでも、本を読む手や肩には力が入ってしまいます。無理な姿勢を取り続けていることになるので、血流も滞って首や肩、背中、腰までも痛めてしまうことになります。
目が疲れる
寝転がって読むと、自然と本は顔に近づいてしまいます。長時間近い距離で物を見続ける、という行為は目を疲れさせ、視力を低下させる原因に。
ちなみに現在では「暗いところで本を読むと目が悪くなる」というのは根拠がないことが分かっていますが、目の疲れには影響があるそうです。
暗いところで本を読むことが、視力そのものの低下につながるわけではありません。瞳孔が開いていいのか収縮していいのかわからないから、目が疲れるということです。
暗いなかで本を読むと、どうして目に悪いの?(NEWS ONLINE 編集部/医療ライター・横井かずえ)
寝てしまう
集中して本を読むはずが、寝転んだ姿勢だといつの間にかうとうと…気が付いたらぐっすり寝てしまっていた。
そんな経験はあるあるですよね。
リラックスしてしまうから、脳が休んでしまうのかな、なんて考えていましたが、実は、脳が集中力を高めているわけではないと存知でしたか?
私たちはついつい集中力を高めるためには「脳」を鍛えるべきか……などと思ってしまいますが、そうでないのです。
集中力が持続しない、その理由は…
筋力の低下
にあったのです。
寝転がっていては筋力が働きませんよね。しかもついつい寝転びたくなる…その理由は、そもそも正しい姿勢で本が読めない=筋力が低下している、からかもしれません。
集中力のカギは脳ではなかった!
姿勢は私たちの感情をもコントロールしているという話があります。
- 胸を張って決断したことは、猫背で決断したことよりも、その後の結果に自信がもてる。
- 前のめりの姿勢になって人の話を聴くことで面白くなってくる。
というように、感情や考えが先ではなく、姿勢を変えることで感情や考え方をコントロールできるという研究データがあるのです。(「集中力UPのカギは、脳ではなく、筋力にあった!」東京大学准教授・池谷裕二)
寝ながら読んでいては、それはもう「寝たいです」と勝手にコントロールしてしまっているようなものだったのんですよね…。ハイ。
では、読書するときはどういった姿勢がいいのか。もうおわかりですよね?
筋力をつけて、背筋を伸ばし正しい姿勢で座って読書すること。
私たちは読書について、今一度姿勢から考え直す必要があるのです。
読書のための正しい姿勢とは?
疲れやすい姿勢は、楽だと思う姿勢です。
寝転びながらの読書がよくないことは上述しましたが、足を組んで座る、ソファーにななめに寄りかかって座るなどといった、一見楽に見える姿勢こそ大敵。
背もたれのある椅子に深く腰かけて、背中、腰、両腿で体を支えましょう。
首を下に向けるのもよくありません。ストレートネックといって、本来はゆるくカーブしているはずの首の骨(頸椎)がまっすぐになってしまい、めまいや頭痛、肩こりなどを引き起こしてしまいます。
きちんとした椅子がない方は、読書用の椅子を用意するのもよいでしょう。
また、俯かずに済むように、書見台を活用するのもおススメです。
さらに、もう一つのおすすめは、ウォーキングやジョギングをしながら「聴く読書」、オーディオブックで読書することです。
ウォーキング(散歩)は学者や作家の方々もよく行なっていますよね。歩くことで足の裏が刺激され、アイデアがわきやすくなります。
このウォーキングやジョギングで筋力を鍛えながら集中力を養い、オーディオブックで読書するという方法は最強。
まだ試していないという方は、ぜひ一度体験してみましょう。
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詳しい記事も書いていますのでこちらをどうぞ。
まとめ:正しい姿勢でもっと読書を有意義に楽しみましょう
私たちは、より良い読書のためには「メモやノートの取り方」「記憶に残すには」などと、様々な勉強法へと走りがちです。
しかし、まずは姿勢から考えないと、集中できないということがわかりました。
寝転んで本を読んでいる場合ではありません。
- 正しい姿勢を保つことで集中力が高まる
- 集中力を高めるためには筋力をアップさせることが大切
- 筋力をみがくために適度な運動が大切
上記のことがおわかりいただけたかと思います。
何事も土台が大切、ということですね。
正しい姿勢であっても、同じ姿勢を取り続けることもよくないので、適度に立ち上がって背伸びをしたり体を動かすのもお忘れなく。
ウォーキングやジョギングをしながら、家事をしながらでも読書を耳から楽しめるオーディオブックも活用していきましょう。下記の記事も参考にしてみてください。
今回の記事があなたのより良い読書のために役に立てたら幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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