「聞く読書」として注目を集めている、オーディオブック。
人気俳優や声優、プロのナレーターが朗読する作品は、忙しい日々の中でも「ながら聴き」などで本を楽しめると人気が高まっています。
試してみる前に、念のためどういうデメリットがあるのか知っておきたいという方もいるでしょう。
3ヶ月体験してみた感想から言うと、オーディオブックは慣れるまで多少のコツがあると感じました。
そこで、これからオーディオブックにトライしようとしているあなたへ、デメリットや楽しむコツをお伝えしようと思います!
- ブログ管理人:hontoiru
- 編集ディレクターを経て現在はフリーライター
- 本業では主に飲食系やエンタメ系のライティングを担当
- 趣味は読書、歴史、カフェ巡りなど
体験してみた感想も聞きたいね
もちろん体験談もお知らせしますよ
事前にデメリットが分かっていればがっかりすることもなく、オーディオブックのメリットを存分に楽しめることでしょう◎
オーディオブックのデメリットとは?購入前に知っておきたい基礎知識
「聴く読書」オーディオブックのデメリットは下記です。
- 作品がまだまだ限られている
- 一つの作品を聞き終えるのに時間がかかる
- 付せんを貼ったり、メモを書いたりできない
- 朗読者の声のイメージが合う合わないがある
- 一冊ごとの金額が紙の本や電子書籍よりも高い
一つずつ説明していきますね。
作品がまだまだ限られている
作品を《音声化する》という工程が必要なだけに、オーディオブックですべての書籍が聴けるわけではありません。
電子書籍化されている作品に比べても、ラインナップは少なくなります。
しかし最近では、新作・人気作も次々とオーディオブックで発表されているので、聴く作品にはことかかないでしょう。
例えばAmazonのAudibleは、40万以上の作品を聴くことができます。
一つの作品を聞き終えるのに時間がかかる
紙の本や電子書籍なら、自分の知りたいところだけを目で追いながら拾い読みをすることもできますが、オーディオブックはそういったことはできません。
一つの作品が平均して8時間以上、長いものだと20時間以上かかる場合があります。
しかし、オーディオブックは「ながら聴き」が可能なので、通勤途中や家事の合間、ランニング中などのスキマ時間を利用して、小分けで楽しむのにうってつけです。また倍速で聴くなど、自由にスピードを変えることもできます。
付せんを貼ったり、メモを書いたりできない
オーディオブックは残念ながら、付せんを貼ったりメモを書いたりといったことはできません。
しかし、寝る前に任意の時間で朗読がストップされるスリープタイマーといった、紙の本や電子書籍にはない新たな機能があります。
朗読者の声のイメージが合う合わないがある
オーディオブックは、プロの俳優や声優、ナレーターの方々が担当しています。まるでお芝居を聴いているような臨場感あふれる朗読が大きな魅力のひとつ。
しかし反対に、好きな作者の本や、好きな世界観の本を読む際に、もしかしたら朗読者の声がイメージに合わない…ということが起こりえます。
自分の想像する世界を大切にしたいとこだわる方には、向いていないかもしれません。
一冊ごとの金額が紙の本や電子書籍よりも高い
オーディオブックは、音声化するにあたっての経費がかかるため、紙の本や電子書籍に比べて一冊の金額が高めです。
平均して一冊2,000円~4,000円程度。
中古で買うということもできませんので、なるべく安く買いたいという方は、紙の本や電子書籍を買うか、この後紹介する「聴き放題サービス」を利用するのが良いでしょう。
以上が、オーディオブックのデメリットとして挙げられる点になります。
無料体験あり!読み放題できるオーディオブックストア2社
オーディオブックのデメリットを把握したうえで、楽しむならどんなストアがよいでしょうか。
できればなるべく安く聴きたいよ。おすすめのストアは?
おすすめは、定額料金で何冊も楽しめる《聴き放題》ができるストアです
聴き放題ができるオーディオブックのおすすめストアは、業界2強の下記の2つ。
- 通販最大手Amazonが提供、世界10カ国でサービスを展開する「Audible」
- 国内オーディオブックのさきがけ、会員数250万人突破の「audiobook.jp 」
Audible | audiobook.jp | |
聴き放題プランの料金 | 月額1,500円 | 月額750円(年間プラン) 月額1,000円(月額プラン) |
無料体験 | 30日間 | 14日 |
どちらのストアでも、オーディオブックを単体で購入することは可能です。
しかし正直、一冊2,000円~4,000円するオーディオブックを、単体で月に何冊も買うというのは不経済すぎます。
聴き放題なら、月額750円~1,500円といった金額で、何冊でも聴けるので、読書の幅がぐっと広がるはず。
Audibleとaudiobook.jpともに無料体験があるので、まずはお試しをしてからサービスを続けたいかどうか決めるといいですね!
▼詳しくは下記の記事をご覧ください▼
実際に体験してわかった、オーディオブックのココがすごい!
私はAmazonのAudibleの無料体験からスタートして、現在も引き続きサービスを利用しています。
オーディオブックを体験してみた感想として、最初はオーディオブックの一番の利点である「ながら聴き」に慣れませんでした。なぜなら、作業にも本にも集中できなくなってしまったからです。
しかし、下記のことを試してみると、どんどん楽しくなってきました。
- 知っている作品や短い作品から聴く
- 目次を活用して全体を把握してから聴く
- 一度だけでなく繰り返し聴く
- 「ながら」が難しいときはムリせず、シングルタスクで聴く
- 速度を1.5倍にして聴く
詳しくは下記の記事で説明していますのでご覧ください。
オーディオブックで何よりいいところは、目が疲れないところ!笑
私は職業柄、一日中PCやスマホを見ていますが、耳から聴く読書によって随分目の疲れや肩こりが改善された気がします。
さらに、今まで手の伸びなかったジャンルの本にも、「聴く読書」が新鮮でついチャレンジしたくなるのです。
新しい窓が開いた。
私はそう感じています。
まとめ:オーディオブックのデメリットを知って「聴く読書」をより楽しもう!
以上、購入前に知っておきたいオーディオブックのデメリットと、実体験からオーディオブックを楽しむコツをお伝えしました。
オーディオブックの市場は、2021年度には約140億円、2024年度には約260億円と、右肩あがりに伸びることが予測されています。20代~30代をメインに移動中に聴いている人が多いそう。
あなたもぜひ新しい読書のカタチ、「聴く読書」をスタートさせてみませんか?
Audibleについては下記の記事で、契約~解約方法、楽しむコツなど詳しく紹介しています。
あなたと本との素敵な出逢いを応援しています。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
いつも本と一緒。本といる。
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