最近よく耳にするようになった、「聴く読書Audible(オーディブル)」。
Audible(オーディブル)とは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞ける、今人気急上昇中のAmazonのサービスのこと。以前はコイン制というちょっとややこしいシステムだったのですが、2022年1月27日から分かりやすく定額で聞き放題というシステムになりました。
今回はこの注目のサービスを、実際に無料体験で試してみた感想から、メリットやデメリット、登録方法から解約方法、そしておすすめの活用法まで紹介してみたいと思います。
個人的にはとても楽しい体験でワクワクしました。今まであまり意識していなかった、自分の「聴く」力について発見がいっぱい!
- ブログ管理人:hontoiru
- 編集ディレクターを経て現在はフリーライター
- 本業では主に飲食系やエンタメ系のライティングを担当
- 趣味は読書、歴史、カフェ巡りなど
長くなりますので、サクッと知りたい方は目次から必要な項目に飛んでください。
解約もカンタンで30日間の無料体験もありますので、まずはすぐにお試ししてみたい方は下記のボタンから公式ページへどうぞ!
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それではさっそくスタートしていきましょう!
無料体験してみてわかったAudible(オーディブル)の概要
実際にAudible(オーディブル)を体験してみて実感したのは、「聴く読書」は人によって印象が大きく変わるかもしれないということ。 具体的に説明すると、人間には下記のタイプがあるといわれています。
- 目から情報を得るのが得意な人(視覚優先タイプ)
- 耳から情報を得るのが得意な人(聴覚優先タイプ)
このように、人によって得意な能力に違いがあるのです。そのため、Audible(オーディブル)に興味をもった方は、まずはご自分が「聴く読書」に向いているか試してみるのが一番良いと思います。
「あ、私は絶対目から読むのが得意なタイプだ!」と思った方も、記事の後半には、「実際に試して分かったAudible(オーディブル)を楽しむ秘訣!」も書いていますので、そちらもあわせてご確認いただければ<思わぬ楽しみ方>が試せると思いますよ◎
まずは、Audible(オーディブル)のサービスを具体的にみていきましょう。
利用料はどれだけかかるの?→無料で30日間体験可能!
プロが朗読する本が聞き放題になるAudible(オーディブル)の利用料は、月額1,500円です。しかし、入会から30日間は無料体験が可能です。また、定期的に「2ヶ月無料」などのキャンペーンも開催。私が入会したのもこの「2ヶ月無料」キャンペーン期間でした。今後も様々なキャンペーンが行われると思うのでチェックしてみてくださいね。
また、聴き放題の会員にはならずに好きな作品だけ購入することもできます。
- 会員/月額1,500円で聴き放題
- 非会員/好きな作品を単品で購入可能(平均して一冊3,000円~4,000円くらい)
紙の本よりオーディオブックは高めの設定のため、会員になったほうが明らかにお得ですね。しかし、「どうしても気になったこの作品だけ聴きたい!」という方は、割高にはなりますが単品購入もありかもしれません。
聴き放題ってどんな本がどれくらい聴けるの?→12万冊以上!
Audible(オーディブル)は、12万冊以上の作品が聞き放題の対象となっています。ジャンルも、ビジネス書から自己啓発本、洋書、小説、児童書までと幅広いラインナップ。Audible独占配信作品やオリジナル作品もあるほか、ポッドキャスト(話題の音声コンテンツ)も聴くことができます。
<聴き放題の作品の一例>
- 「シャイロックの子供たち」/池井戸潤
- 「海辺のカフカ」/村上春樹
- 「同志少女よ、敵を撃て」/逢坂冬馬
- 「神さまとのおしゃべり」/さとうみつろう
- 「デール・カーネギーの人を動かす方法」/デール・カーネギー
- 「オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る」/オードリー・タン
- 「ハリー・ポッターと賢者の石」/J.K.ローリング
- 「よみきかせ 日本昔ばなし」 ほか
専用の端末がないと聴けないの?→聴けます!
今お使いのスマホやPC、タブレットから専用アプリを通して聴くことができます。そのほか、Apple Watch、Amazon Echo(Alexa)などのデバイスからでもOKです。
とくに専用の端末がないので、荷物が今以上増える必要もなく、どこでも楽しめるのがうれしいところ。ただし、外で聴く場合はヘッドフォンをお忘れなく!
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無料体験してみて感じたAudible(オーディブル)のメリット
実際に私がAudible(オーディブル)を利用してみて、実感した良い点は下記です。
- 目が疲れない
- 聴き放題だからいろんな本が試せる
- 有名な俳優や声優の朗読が聴ける
- 効率的に「ながら聴き」ができる
- 専用アプリの機能が充実している
- 語学学習など勉強にも使える
それでは一つずつ説明していきましょう。
目が疲れない→目を休めて読書ができる!
現代人は日常的に目を酷使していませんか? 仕事やプライベートでも、スマホやPC、タブレット、テレビ……。私もライターという職業柄、毎日PCを見続けていますので、目の疲れや肩こりには悩まされています。
ドライアイでこれ以上目を使いたくない方や、老眼の傾向がある方もいるでしょう。実は好きな本をもっと読みたいのに読めないというジレンマを抱えていらっしゃる方も多いと思います。
そんな方に、目を使わない「聴く読書」というのは、ひとつの選択肢になるのではないでしょうか。また冒頭でもお話しましたが、今まで読書が苦手、文字を見ると眠くなると思っていた人でも、実は視覚優先タイプではなく聴覚優先タイプだったのかも?
ずっと悩んでいたことがオーディオブックによって解決され、新しい読書の扉が開かれるかもしれませんね。
聴き放題だからいろんな本が試せる→好きな本に出合える確立UP!
Audible(オーディブル)の優れているところは、12万冊以上が聞き放題であることです。この冊数は他のオーディオブックのサービスの中でも群を抜いています。
しかしそんなにたくさんあっても、本当に読みたい本が探せるのかな……。そう心配になる方もいるかもしれませんね。私も最初はあまりにたくさんありすぎて、ちょっと面喰いました笑
しかし、アプリを開いてみると「新着作品」「毎月発表!人気作品TOP30」「カテゴリー別の人気タイトル」「厳選シリーズ作品」など、さまざまなカテゴリーの特集があり、見ているだけで楽しくなります。
「聴く読書」ということで、今まで手に取ることのなかったジャンルや作家の本も聴いてみたくなるんですよね。
また「はじめての方におすすめ」、「寝る前に聴く」といったカテゴリーも。
なんといっても聴き放題なので、まずは気になったものはどんどん聞いてみて、自分の好みや聴きやすいものを気軽に試せるのが大きな魅力です。
有名な俳優や声優の朗読が聴ける→まるでお芝居みたいでお得!
なんと、Audible(オーディブル)には有名俳優や声優が朗読した作品がたくさんあるんです。読書が苦手な方も、好きな俳優さんや声優さんの朗読なら聴いてみたいと思いませんか?
中には効果音入りのものや、複数人での朗読もあって、まるでラジオドラマのように臨場感のある朗読を楽しむことができます。
<人気俳優や声優による朗読作品の一例>
- 「火花」/著者:又吉直樹、ナレーター:堤真一
- 「犬にきいてみろ」/著者:池井戸潤、ナレーター:杏
- 「しゃばけ」/著者:畠中恵、ナレーター:中村隼人
- 「菊次郎とさき」/著者:ビートたけし、ナレーター:柄本佑
- 「お勢登場」/著者:江戸川乱歩、ナレーター:永作博美
- 「星の王子様」/著者:アントワーヌ・ド・サン=テグジュベリ、頼経康史、ナレーター:杉田智和、梶裕貴、野中藍、野島祐史、中井和哉、花田光
効率的に「ながら聴き」ができる→いつでもどこでも読書できる!
「聴く読書」で一番PRされているポイントが、この「ながら聴き」ができる点。
むしろ、何か作業をしながらのほうが集中できるという人もいると思いますし、じっと座って読書する時間はとれないけれど家事をしている間なら聴ける、という人も多いでしょう。
また、通勤時間が長い方は電車の中の時間も有効活用できますね。本を読むと酔いやすいという方も多いでしょうが、聴く読書ならその心配はありません。目を閉じて座席に身を預けるだけで、様々な本を楽しむことができます。
さらに、寝る前に暗い中で読書をすると目に悪いと言われますが、「聴く読書」ならそんな心配もいりません。読書灯もいらないので、ヘッドホンをつければ同室の人の眠りを妨げることなく集中できます。睡眠用の作品もありますし、好きな俳優さんや声優さんたちの声を聞きながら眠りにつけるのも素敵ではありませんか?
専用アプリの機能が充実している→おすすめはスリープタイマー!
Audible(オーディブル)には、無料の専用アプリがあり、ダウンロードをしてから聴くことになります。専用アプリはとても使い勝手が良いと感じました。
<Audibleの専用アプリでできることの一例>
- オフラインで再生が可能
- 早送り・巻戻し(秒数、章ごと)ができる
- ブックマーク機能(しおり)がある
- スリープタイマー機能がある
ライブラリーにダウンロードすれば、オフラインでいつでもどこでも再生可能です。また、秒数だけでなく章ごとの早送り・巻戻しが可能なので、聴き逃したところを確認したり、聴きたいところだけ聴くこともできます。途中で一旦ストップする際にはブックマーク(しおり)機能があるのも便利ですね。
スリープタイマー機能もあり、再生を停止するまでの時間を設定することもできるので、寝る前や休憩などの決まった時間に利用したいときにも役立ちます。
英語学習など勉強にも使える→聴き流しにうってつけ!
「聴く」=「リスニング」といえば、英語などの語学学習を思い浮かべる人も多いでしょう。まさにAudible(オーディブル)は、語学の勉強にうってつけ。
英語はもちろん、フランス語、イタリア語、スペイン語、中国語、タイ語、韓国語など、世界各国の語学学習のテキストがそろっています。「日常会話」や「聴き流し」に特化した教材から洋書まであるので、この機会に外国語の習得にチャレンジしてみるのもいいですね。
わざわざ教室に通ったり、高額な教材をあれこれ買ったりすることを思えば、毎月1,500円でリスニングし放題というのは充分にお得といえるでしょう。
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無料体験してみて感じたAudible(オーディブル)のデメリット
Audible(オーディブル)には、たくさんの発見と楽しさを実感した一方で、ここは残念、惜しいと思った点もありました。それは下記のような点です。
- 自分のペース、世界観で読むことができない
- 他社のサービスと比べて月額料金が高い
- 一冊が数時間に及ぶものも多いため途中で飽きてしまう
こちらも一つずつ詳しく説明しますね。
自分のペース、世界観で読むことができない
読書になれている方なら、目次をざっと見て必要な項目を拾い読みしたり、パラパラとめくっておよその概要をつかんだりといったこともよくされると思います。
残念ながらAudible(オーディブル)はそういった自分の感覚、自分のペースで読む読書はできません。朗読されたものを一方的に聴くことになるため、この点が読書なれしていればしているほど、まどろっこしく感じるのではないでしょうか。
また、もう一つ、俳優さんや声優さんなどプロによる朗読は素晴らしい反面、どうしてもこの声や読み方は自分のイメージしていた世界観と違うな…というミスマッチも起こりえます。
自分が好きな作家さんや独自の世界を持っている人、こだわりが強い人にとっては、プロによる朗読が、かえって読書に没頭する妨げになってしまうことも……。
他社のサービスと比べて月額料金が高い
月額1,500円。12万冊以上が聞き放題とはいえ、決して「安い!」とは言えない金額ですよね……。
オーディオブックという新しい形態の読書は、人気急上昇中とはいえ、まだまだ未知のサービスだと思います。他社にもオーディオブックが楽しめるサービスがありますので、一度Audible(オーディブル)の無料体験を試してみて、自分にオーディオブックが合いそうと分かったら他社も検討してみてもいいかもしれませんね。
下記の記事では、オーディオブックの業界2強《Audible》と《audiobook.jp》の料金比較も掲載しています。
一冊が数時間に及ぶものも多いため途中で飽きてしまう
実は、Audible(オーディブル)には8時間以上の作品はざらにあり、20時間以上の作品も多数あります。自分にぴったり合った朗読で楽しめるならそれはそれでいいのですが、目で読めば少なくとも半分以下の時間で済んでしまうと思うと、全部聴くには疲れてしまったり、途中で飽きてしまったりします。
一つの作品をゆっくり楽しみたい、何回かに分けながら少しずつ聴いていきたい、という方ならむしろ大歓迎でしょうが、なるべく時間をかけずにたくさんの本を読みたいという人にとっては、効率が悪く感じてしまうかもしれません。
Audible(オーディブル)が向いている人、向いていない人
上記のメリット・デメリットなどから考えて、Audible(オーディブル)が向いている人はこんな人だと思います。
- 家事や寝る前などの時間を有効活用したい
- 通勤の電車やバスで目から読む読書をすると酔ってしまう
- 好きな俳優さんや声優さんの朗読を楽しみたい
- 普段、酷使している目を休ませてあげたい
- 「聴く読書」で苦手だった読書を克服したい
- 語学などの勉強に役立てたい
反対にAudible(オーディブル)が向いていないのはこんな人ではないでしょうか。
- ながら聴きが苦手で目から読む読書の方が集中できる
- 要点だけ確認するなど自分のペースで読書がしたい
- 自分の中にある作品のイメージを壊されたくない
- 正直、月額1,500円は高いなあ…と思ってしまう
最終的には、やはり冒頭でお話した「視覚優先タイプ」か、「聴覚優先タイプ」かによってもおススメできるかどうか変ってきます。こればかりは、一度お試しをとしか言いようがありません。
月額1,500円は決して安くはありませんが、料金で迷っている方こそ、まずは30日間の無料体験を試してみましょう!
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Audible(オーディブル)の登録方法・3ステップ
Audible(オーディブル)の登録方法は、とってもカンタンです。Amazonアカウントをお持ちの方なら3ステップで完了します(Amazonアカウントをお持ちでない方はアカウントから作成しましょう)。
下記のボタンを押せば公式ページへ飛べます。「30日間の無料体験を試す」という黄色いボタンをクリックしてAmazonアカウントでサインイン。
支払いは下記から選べます。
※Amazonではほかの支払い方法も選べますが、Audibleでは下記の2つの支払い方法のみとなっています(2022年10月現在)。
- クレジットカード
- デビットカード
お疲れ様でした!これで30日間無料体験ができます◎
Audible(オーディブル)の解約方法・3ステップ
公式ページからアカウント情報を入力してサインインしましょう
お疲れ様でした。これで解約完了です!
実際に試して分かったAudible(オーディブル)を楽しむ秘訣!
さて、ここで、私がAudible(オーディブル)を無料体験してみて実感した「Audible(オーディブル)を楽しむ方法」をお知らせします。
実をいうと私は「目から情報を得るのが得意」な視覚優先タイプなのかもしれません。Audible(オーディブル)に登録して、いざ聴き始めてみたものの、「ながら聴き」なんてとんでもない!作業の手元に集中すればすぐに耳はおろそかになり、耳に集中すれば今度は作業の手が止まってしまう。しかも朗読のテンポが思いのほか遅くて、全然集中できないのです。
「一体どうしたらいいの~~!?」
と、聴いていたスマホを放り投げたくなりました笑
しかし、ネットでいろんな人の聴き方を参考にしてみて、あることを試してみたら、なんとびっくり。驚くほど「聴く読書」が快適になってきました。
分かってみると簡単なことですし、中には「え?たったそんなことで?」「うそでしょ?」と思うかもしれません。
しかし、もし私と同じように、「ながら聴き」が向いていない、全然集中できなくて頭に入ってこない、と困っている方は、ぜひこのやり方を試してみてください。
それは、たった一つ。
「速度を1.5倍にして聴くこと」
なんです。
いいですか?とっても簡単で、すぐに試せる方法です。
お困りの方は、一度騙されたと思って試してみてください。もっと聴き取りづらくなるのでは?と思うかもしれませんが、通常の速度よりずっと集中して聴くことができるようになります。
私は1.5倍がちょうどよかったのですが、中には2倍にして聴いている方も多いそう。
ぜひお試しあれ!
※そのほかにも、私の実体験からよりAudible(オーディブル)を楽しむコツを書いた下記の記事もありますので、あわせてご欄ください。
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Audible(オーディブル)の紹介まとめ
今回は、今話題の「聴く読書Audible(オーディブル)」をご紹介しました。Audible(オーディブル)とは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聞ける、今人気急上昇中のAmazonのサービスで、月額1,500円で12万冊以上の作品が聞き放題。有名俳優や声優など、プロの朗読がいつでもどこでも楽しめる、新しい読書のカタチです。
今まで読書が苦手だった方も、「聴く読書」なら本が大好きになるかもしれません。もともと本が好きだったのに、ドライアイや老眼で読みづらくて困っている方にとっても朗報です。
人は五感を使っていろんなものを味わい、愉しんでいます。最近お疲れ気味の目を休めてあげて、耳からもっといろんな情報を吸収していくことで、新しい感性が目覚めていくかもしれません。
私も実際に体験してみて、新鮮な驚きと共にさらなる読書の魅力を感じました。
ぜひあなたもこの新しい感覚を試してみてください。30日間の無料体験がありますし、登録も解約もカンタンです◎
あなたと、本との新たな出逢いのきっかけとなりますように◎
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それではまた次の記事でお会いしましょう。
いつも本と一緒。本と いる。
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